【通貨強弱】について

 今回は、自分の裁量トレードに欠かせないルーティンの一つである。通貨強弱について書いてみようと思います。

 

 この話をすると「通貨の強弱なんて必要ない」という意見を頂きますし、矛盾するようですが、自分もそこまで重要視はしていません。

 というのも強弱なんていうのは、現時点のものであり、未来の強弱を保証する訳ではないからです。

 

 ですが、保証はないですが、現時点の動きからある程度予測をつけるのに、後押しはしてくれると思っています。

 

例えばですが、現在、2019/06/25 22:43ですが、現時点でマタフを見るとこんな感じになっています。

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マタフ

 ぱっと見るとフランが強く、ポンドが弱いわけですから、ポンドフランが取引しやすいという話になるわけですが、実際はそういうわけではないです。上の画像でも慣れると分かりますが、ポンドがかなり乱高下しています。

 これを普段見ている単独チャートに切り替えるとこんな感じになります。

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 こうやって変えてみるといくらか見えやすいのでは、ないでしょうか?

単純に強さで言えば、ポンドが弱いですが、チャートにしてみるとドルやNZDの方が綺麗なトレンドが出ているのがわかると思います。

 さらにフランとドルがどちらも転換点に来ており、フランが強くなりドルが弱くなるのが予想できます。

(一つ前のマタフでもよく見ると逆相関になっているのがわかる)

実際にドルフランのチャートを見ます。

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 紫のサポレジを抜けたあと、レジスタンス付近かつフィボナッチ138.2で反発して下がりそうになっています。

 こういう時は、今からショートで入っても遅くはないですし、61.8のラインまで狙っても良いと思います。

 

 こんな感じで強弱を見ると複数のチャートを管理しなくてもある程度予想をつけることが出来ます。

 

 興味がある方はぜひ挑戦してみてください。

 

〇22:57追記

 ドルフランが予想通り下がってましたね。

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