【ローマの夜明け】というEAが気になっています
今回のブログは、私のEAではなく、今、気になっているEAについて書いてみようと思います。
そのEAは、FX貴族さんの【ローマの夜明け】というEAです。
このEAについては、販売ページ内のリンクにある、EAあざらしさんのページに詳しい検証があるので、詳細を省きますが、ショートのみほぼ定時にエントリーを行い、定時決済を行うというシンプルなEAとなっています。
正直に書きますとFX貴族さんのEAは、過剰最適化気味のうえ、利小損大なので、どうなんだろうと思っていたのですが、今回のEAは普段の利小損大のEAではないようです。
このEAの優位性について、結論から書くとおそらくあると思っています。
こういった定時型EAは、他の方のEAでも実証されておりますし、私自身も他の通貨ですが、同じようなEAを作っているので気になりました。
このEAのロジックは裁量の目線からみると、どういったところで入るかと言われると「ショート方向」へ「ブレイクアウト」が起こる直前の「レンジ内戻し」のタイミングでエントリーを行い、NY時間の反転前に決済するというイメージを持ちました。
販売ページでは、ユーロの値動きの特徴を利用しているようなことを書いていましたが、個人的には、ユーロよりニュージーの方が強い印象を受けました。
チャートで見ると直近はこんな感じ ↓
〇が大体のエントリー部分で青のボックスが大体の決済時間です。
綺麗なトレンドが出ています。
これはニュージーがトレンドを作りやすいためだと思っています。
単体通貨(4H足)でニュージーを見てみます。
見ての通りトレンドが綺麗に出ています。
ご覧のようにニュージーは、トレンドが出やすいので、通貨強弱間でユーロを引っ張りやすいんですよね。
ショートのみなので、もちろん上昇相場では負けますが、下降相場では、ほぼ必ず機能すると思います。よく考えられたEAだと思います。
ただ気になっている点があります。それは、一部のブローカーのスプレッド拡大時間がエントリー、決済ともに、モロかぶりだという点です。
ニュージー系通貨を取引している人は知っていると思いますが、マイナー通貨は、メジャー通貨と違い、スプレッドが安定しません。
そして一部のブローカー、特に海外口座では、早朝以外で拡大する時間がユーロニュージーにあるのですが、それがこの時間なんですね。
いくつか例を出します ↓
上記のTitanFXのようにあまり動かないブローカーもありますが、画像のエントリー、決済時間とスプレッド拡大が被っているのがわかりますでしょうか?
特にXMなどは早朝と同じくらい増えていますので、バックテスト通りのパフォーマンスが出ない可能性があるので、注意が必要そうです。
ただロジック自体には、優位性を感じているので、ブローカーを吟味した上なら全然有りだと思いました。
追記:
TDSで使用されているデューカスコピーのユーロニュージーをスプレッドモニターしましたが、、TitanFX同様、ほぼスプレッドが動かないブローカーのようですので、可変テストをしてもあまり意味がないように感じました。
TDSには、他にもアルパリのリアルティックデータ等ありますが、こちらはまだ検証していないので、わかりません。