相場が動かないです・・
大統領選挙が始まったのに、まったくと言っていいほどドル円の相場が動きませんね・・
まだどちらになるかわかりませんが、バイデン氏が有利とのこと(11/5 18:00時点)
結果が出てから相場が動くのか、あるいはこのまま行くのか、どうなんでしょうか
2016年の大統領選挙でトランプ氏が決まった時の相場はこんな感じでした。
当時は、まだ国内口座をメインで使っていて、105円から100円を割り、追証が発生。
その後、半日で107円まで回復。結局年始には118円まで上がった苦い思い出がある相場だったのを覚えています。
それに比べて画像だと右端が小さすぎてわからない位、ドル円相場が動いていません。
(それでも100pips位のレンジではあるんですけどね)
ポンド円なども動いてはいますが、積極的ではなく、直近のレンジの範囲内といった感じですね。やや豪ドルに資金が流れている気もしますが、どちらかと言えばビットコインに流れていそうなチャートです。
暗号通貨は、手を出していないので、今からトレンドには乗れないよなぁと足踏みをしてしまいます。
話を戻しますが、よく知り合いからドル円のシナリオはブログなどで公開しないのかと聞かれますが、私は自分から積極的にドル円の取引をしません。
直近は、どの通貨もボラが低い中あえて、低すぎるくらいのドル円に手を出すメリットはありませんし、誰もが手を出すメジャー通貨だからこそファンダメンタルの影響を多く受けるためです。
前にも書いた気がしますが、私は、本業の都合上、ファンダメンタルを知っても分析に生かせないというのもありますが、あくまでファンダメンタルは燃料であって、その後の動きはテクニカルに基づいて動くと思っています。
しかしドル円は、そのテクニカルが正常に効きにくい場面が多く、(まったく効かない訳ではない)自分との相性が非常に悪いです。
日足で動きを追ってみましょう
長期では、結果的に大きな下げのトレンドになっていますが、個別に見ると
〇2016年・・
それまで上げ相場から転換。年始から下げていたが、年末の大統領選挙で1か月で戻した
〇2017年・・
約750pipsのレンジ、月約90pips程の高ボラティリティのレンジ相場。ボラが高いため利益を出しやすく、EAが再び流行り始めた。
〇2018年・・
年始に一度17年のレンジを下抜けしたかと思ったが、その後は1年間ずっと緩やかに上昇を続けていたトレンド相場。株価は詳しくないですが、シラーPERというのが高騰しており、暴落が来ると予想している方がいましたが、年末に日経が下がりました。
〇2019年・・
1/3にフラッシュクラッシュ。その後をは、上がっては頭を抑えられ、下がっても抑えられで、方向感が定まらず。(かといって綺麗なレンジでもない)
〇2020年・・
3月にコロナショックが起きて一時ボラが上がるも失速。どちらかと言えば短期の下げチャネルを形成。そして大統領選挙へ
見ての通り、年ごとに分割すると全然動きが定まらず、私とは相性が合わないためドル円のシナリオは上げないというか取引しません。ボラも年々下がっていますしね。
短期でテクニカルが効いているところはEAに任せます。
ボラが大きいと取引を抑えるべきと考える人も中にはいると思いますが、ボラは大きい方が、利益を伸ばしやすく損切りしやすいです。むしろ中途半端にジリジリ動くと「まだレンジに戻るかも?」と損切を出来ない場面が増えるので、ボラが大きく、諦めが付きやすい方が、結果的に損小になりやすいので、絶対にボラが高い方が良いです。(あくまで私個人が感じていることです)
今週も残り少ないです。無理せず来週からトレードをしたいと思います。