他通貨の動きを表示するインジケーターを試作してみた

私が普段、無意識に行っている通貨強弱の考え方を文章にしているブログがあり、面白うだと思ったので、インジケーターを作成してみました。

 

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よく見る通貨強弱ですね。

ただこれは、通貨強弱ではなく、あくまでチャートを疑似的に描いているだけです。

そのままチャートを描くとドルストレートとクロス円で価格が違いますので、オシレーター系インジケーターを利用して疑似的に描画しています。

 

 

このインジケーターを紹介する前に、簡単にチャートからファンダメンタルをテクニカルとして考える方法について書きます。

例えば【ドル円が下がっている】場合、大きく分けて考えられるのは次の5点です。

 

1・ドルだけが売られている場合

2・円だけが買われている場合

3・円売りより、ドル売りが強い場合

4・ドル買いより円買いの方が強い場合

5・ドルが売られて、円が買われている場合

 

この場合、どれも下げのトレンドが出るわけですが、ではトレンドが続くのかどうかという点について、他の通貨ペアを見ることで勢いが見ることがある程度可能になります。

 

簡単に説明すると、ドルの勢いを見る場合は、ドルストレートを

円の勢いを見る場合は、クロス円を見れば良いんです。

 

ドル売りされている場合は、すべてのドルストレートで売り方向に動いていますし、円売りの場合もすべてのクロス円で売られている可能性があります。

 

以上を踏まえた上でインジケーターを見てみます。

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分かりやく、クロス円を上、ドルストレートを下に分けて表示しています。

 

例えば、赤丸の下げの後、黄色のレジスタンス付近の赤丸で売りたいとします。

この時全てのクロス円が下がっているので、円買いが発生していますが、ドルストレート下がってます。

ドルも買われているわけですが、では直前で、なぜ下げたのかというと画像を見ての通りEURUSD(赤いライン)だけが上昇しています。

つまりこの時は、一時的にユーロ売りドル買いが発生し、その時の勢いで引っ張られただけで、実際はドル売りが強くなるファンダ要因がないので、下がらない可能性があるということです。

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実際その後は、相場が続かず、やや反転してしまいました。

 

こんな感じでファンダメンタルが苦手な人でも、通貨の流れを見ることでテクニカルとして応用することも可能です。(文章下手ですね。分かりづらくてすいません。)

 

相場に絶対はありません。あくまで参考程度ですが、このインジケーターロジックを利用してEAを作って見たら面白いかもと思っています。